Zoomから新たなセキュリティ対策が発表されたので共有します。
目次
セキュリティ向上のためのZoomクライアントの更新方法
こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。
Zoomでセミナーをやっているとその便利さを実感します。とはいえ、セキュリティが気になるところ。実は4月22日に、米Zoom社の「90-Day Security Plan (セキュリティ向上の90日間計画)」のアップデートが発表されました。Zoomクライアントもいずれはバージョン5.0になるそうで、更新するための手順を記載します。
Zoomクライアントの右上のユーザー名のイニシャルをクリック(歯車マークをクリックではありません)。開いたメニューの中から「アップデートを確認」をクリック。
更新できるバージョンがある場合は、「更新可能!」のメッセージが表示されるので、「更新」ボタンをクリック。
Zoomのセキュリティ向上の90日間計画とは
Zoomに関しては、様々なセキュリティ上の懸念が呈されています。これに対応して、米国Zoom Video Communications社でも、システムのアップグレードを続けています。2020年4月1日には、Zoom社創業者のEric Yuan氏が公表したのが、「90-Day Security Plan (セキュリティ向上の90日間計画)」です。
この中で、Zoom創業者のEric Yuan氏は、”Zoombombing” (ズームボミング)と呼ばれる、部外者によるミーティングへの乱入があったことを認め、その対策を講じることを約束しています。いわく、
Conducting a comprehensive review with third-party experts and representative users to understand and ensure the security of all of our new consumer use cases.
一般ユーザーが利用するに当たってのセキュリティをより確かなものにするために、第三者の専門家とともに包括的なレビューを実施する
とのこと。そして、この進捗状況が米Zoom社のブログにて公表されています。しかも、Zoom創業者のEric Yuan氏自らがウェビナー(ウェブ上のセミナー)を開催し、疑問に答えるとのことです。
Zoomのセキュリティ向上のために自分でできること
セキュリティ向上のためには、Zoom社の取り組みも大事ですが、同時に自分自身でもできることがあると思います。
Zoomのセキュリティ対策カメラ編
たとえば、Zoomで使うカメラ。これを四六時中付けっぱなしと言うのは問題があるでしょう。そこで、簡易的なカメラのシャッターを付けることをお薦めしています。ポストイットを使って簡単にできるので、ご興味がある方は取り組んでみて下さい。
用意するのはポストイット
これをT字型に切り取ります。
T字の縦棒のところを織り込んで。
パソコンのカメラのレンズに貼り付ければ完成。先ほどT字型を折り返したところがカメラに当たるようにすると、糊で汚れにくくなります。
Zoomのセキュリティ対策マイク編
一方、マイクも気になるところ。自分のつぶやきが世間にダダ漏れだと、かなりマズいので対策方法を講じました。
用意するのはイヤホンプラグ。
これを、マイクの方のプラグに差し込めば完了。ちなみに、イヤホンの方に差し込んでも効果はないのでご注意を。
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この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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