「日本に独立型ファイナンシャル・プランナーが根付きにくいのはなぜか」
という議論をしている中で、「そうか!」と納得いく理由を聞いた。それは…
源泉徴収制度があるから
たしかになぁ。源泉徴収されていると、税金を払っている感覚がないから、お金に対する感度が明らかに落ちるだろうなぁ。
「節税しよう」って思うわけないし、その裏返しとしての「リスクをとって(いざとなれば損金算入して)リターンを得よう」にもたどり着かないだろうし。
考えてみれば、政治に真剣にならないのも、この税金を納めている感覚のなさに由来するかもしれない。
逆に言えば、税金を払っている実感を持つと、今の政治(政局、という意味ではなく、政策であり行政ね)の状況は言語道断に思えてくるよね。
源泉徴収こそが諸悪の根元、というのは言い過ぎかもしれないけど、資金を産業に傾斜配分する必要性はないんだから、改めることを考えても良いんじゃないかな。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中。