先日の大人の五教科勉強会でやった川柳、想像以上に面白かったです。
「よーするに、五七五だろ」
とか安易に思っていたのですが、実は川柳の製作にはフレームワークがあった、というのが発見。師匠いわく、
・物事の本質をつかみとる「穿ち」
・コミュニケーションの中心を自分におくか相手におくかの「表現の置き場所」
・読み手が参加できるようにする「余白」
と。
これって考えてみると、ビジネスコミュニケーションそのまんまじゃん、と思いましたね。
・物事の本質をつかみとる論理思考
・プレゼンテーションとファシリテーションの違い
・聞き手を巻き込む「対話型セッションのQP法」
と言う感じで。
川柳界の人からは邪道と言われそうだけど、ビジネスコミュニケーションを学ぶための句会、なんてあってもいいかもしれない。たとえば、「オリンパス」とか「TPP」とかお題を決めて、川柳を作る、なんて。
ちなみに、勉強会では実作にもトライしました。
「付け句」というらしいのですが、フォーマットは五七五七七で、しかも最後の七七は「どうぞよろしく お願いします」で決まっているというもの。この上につける五七五を自分で考えることになります。
私の作品はこちら。どうですかね~?
ハナキンに 色気はないけど 楽しいな (どうぞよろしく お願いします)
人からは 見た目と違うと 言われます (どうぞよろしく お願いします)
外国に 行ったらなんて 言うのかな (どうぞよろしく お願いします)
どうもこの「どうぞよろしく お願いします」がくせ者で、頭の中に「美人じゃないけど 愛嬌はあると 思いませんか♪」という美和っちの声がぐるぐる回ってた。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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