11月17日付日経新聞に掲載されていたコラム「中学受験ブームに警鐘 行き過ぎた市場競争」(樋田青山学院大学教授)、頷けるところ大。
「ペアレントクラシー」という言葉によって表される親の負担増大は事実だろう。 しかも、子どもが成長する過程で多様性が大事なのも同意で、お勉強ばかりが大事ではない。
ただ、論の最後で、「なぜ多様性が大事なのか?」に応えてないところが残念。「子どもは、(中略) わいわいがやがや、みんなで考えたり、感じたりするのが好きだ」というセンチメンタルな表現にとどまらず、これからのリサーチを期待したい。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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