11月13日付の日経新聞に、野球評論家の豊田泰光によるコラムでこんなのがあった。
(前略) 能あるものはじわじわと成長するのではなく、ポンと階段を二、三段飛び越すような変化をするものだ。(中略)
我々と同じで、窮地に陥り、かえって腰を落ち着けられたことが急成長の要因だったのではないか。テンションは低すぎても駄目だが、高すぎてもいけない。いきり立つより、比較的低温で静かに燃えているときに人間は一番伸びるようだ。
これ、ハズレ。
っていうか、おそらくは、半分しか真実を伝えていない。
伸びる時は比較的低温で静かに燃えている時ってのは同意。でも、そこで伸びられるのは、その前にいきり立つほどに力を入れていた時期があったら。
考えてもみて。
いっつも低温のヤツが、いきなりブレークスルーを迎えられるわけないじゃん。
ガッツンガッツン行く時と、リラックスする時。
バランスが大事。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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