4月から「プレゼンテーション・トレーニング・スタジオ」というのを開催しています。講師にプレゼンテーション・カレッジの橋本先生をお招きして、参加者の方に実際にプレゼンしてもらい、アドバイスをしようという試みです。

実際にスタートしてみて意外だったのは、来る人来る人プレゼン上手なわけ。

まあ、開催当初は「ビデオセッション」と言って、ビデオ撮影を前面に出したから自信がある人しか来ないのかも知れないんだけど…それにしてもみんな、上手い!

こないだの参加者のUさんなんかは、声までよくって、往年の名優で言えば二谷英明みたいな落ち着きのある声で、聞いているだけでウットリですよ。

ただ、もともとのこのプレゼン・トレーニング・スタジオの意義は、「たとえ苦手な人でも場数をこなして上手くなろう」というモノだったので、痛し痒しの部分はあるんですけどね。主催者側としては。

一方で、内容面では「自分中心のプレゼンテーション」をしている人も多いな、と感じましたけど。ぶっちゃけ。

プレゼンで大事なのは、いかに聞き手を動かすか、なわけで、そこんとこもう少し掘り下げるとさらによいプレゼンになるのかも知れません。事前に聞き手をしっかり分析して、彼ら彼女らのメリットを示せば、細かいこと言わなくても分かってもらえる(動いてもらえる)って側面がありますからね。

それを、「私はこう思う、私はこうしたい」っていう自分中心のプレゼンテーションだから話していても苦しくなってなかなか堂々とできないんだと思います。

なんて話を社内でしてたんですが、このとき私はまだ気付いていませんでした。これが大激論!につながることを。…つづく(のか?)

yoga studio photoPhoto by qtschlepper

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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