ワクワクしながら決算書の見方を学ぶ

ビジネスパーソンの「必須科目」、決算書の読み方。MBA(経営学修士)の科目で言うと「アカウンティング (会計)と言います。ところが、多くのビジネスパーソンは会計は嫌いなもの。それを逆転して「ワクワクしながら決算書の見方を学ぶ」方法論をお伝えます。

ビジネススクールで真っ先に学ぶのが会計

MBAに留学した時。最新の経営理論を学べるとワクワクしていた。ところが、最初の授業はアカウンティング。ガッカリする学生に、先生は言うわけです「お前等、バカか。経営者になったら、数字で良し悪しが判断されるんだぞ。アカウンティングを知らずにビジネスをやるのは、ルールを知らずにサッカーをやるようなものだろう」

「しかも」、と先生は続けます。そのスコアの付け方を、ある程度自分で変えることができるとしたら、どうだ?

サッカーの場合、プレイヤーがスコアを勝手に変えることはできません。そこには審判という厳然とした存在があるし、観客の目だってあるわけです。ところが、企業会計の場合、解釈の余地が大きいので、経営者の判断で数字の見せ方を変えることもできるというのです。なるほど、ならば会計を学ぶ意味があるのだと納得しました。

会計の一番いい学び方はゲーム

会計の一番いい学び方は、ゲームです。本を読む、動画を見るという受け身(インプット)では忘れてしまうことが多いものです。ちなみに、最近自分で会計ゲームを開発しました。先日高校生の息子とやったら、楽しんでくれましたし、理解が深まったようです。

さらにいいところは、そのゲームをやりながら、息子が「正しく迷っていた」ところ。たとえば、会計上の「利益」と「キャッシュ」、つまり現金残高は異なるものです。結果として、利益が1,000円あったとしても、手元のキャッシュは500円しかない、ということがありえます。

これを見たとき、「え?なんで?」と正しく迷って、「そっかー、利益ってのは、ある意味会計上の概念(考え方)なんだ~」というのがピンとくるわけです。

ただ、このゲームは対面で行うもので、コロナ禍ではできないのが悩ましいところ。しかも、難易度設定が難しいので、自身のわかる範囲のものに取り組むのが効果的です。ちなみに私が主催するマネー・カレッジでは3段階のレベルに分けています。

詳細は下記の動画をご覧ください。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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