ヤクルト1000がネット上で話題になっています。いわく、睡眠の質向上とストレス緩和につながるとのこと。ところが、面白いのはヤクルト1000を寝る前に飲むと悪夢を見るというウワサがあること。これを実際に検証してみました。そして、忘れてならないのがヤクルト1000の対抗馬としてのピルクル400。こちらも実際に飲んで効果を検証します。

ヤクルト1000で悪夢を見る?

今日のテーマはヤクルト1000です。いまこちらにも用意していますが、ネット上でも話題になっているのでご存じの方も多いでしょう。ここにも書いてありますがヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株だそうです。そして、ストレス緩和、睡眠の質向上、そして腸内環境の改善が見込めるそうです。

面白いのは、このヤクルト1000を寝る前にのむと、「悪夢」を見るという噂があること。実際私ものんでみましたが、悪夢というほどではないですけれど、ヘンな夢は見ました。ある日は、ヤマアラシと戦う夢です。ヤマアラシってあの動物のね。毛を逆立てて、「シャーッ」て威嚇してくるわけですよ。やつは。それに対してこちらは、虎の拳です。昔、ジャッキーチェンの映画でそういうのがありました。こう、虎の拳、みたいなポーズを取って戦うんです。まあ、それはともかくとして、効果のほどは、まあ、あった気がしますね。なんとなく寝起きスッキリ、みたいな。

ところが、このヤクルト1000、ちょっとお高いんですよ。一本100円以上します。それで出てくるのがこちら。ピルクル400。同じような乳酸菌が入っているので、似たような効果が見込めるとのこと。

厳密には、ヤクルト1000には100ml中YIT9029乳酸菌が1,000億個、ピルクル400には65ml中NY1301株が400億個なので、違うんですけど、まあ、同じようなものならいいかな、という気がしますね。

ちなみに私、ピルクルを飲んだときも夢を見ました。今度は、メキシコからアメリカに向かう車の中で、どうやって国境警備隊を突破していこうかを仲間と話している夢です。「一気に突入しようぜ」、「いや、それだとリスクが高いよね」と、これまたなんだそれ?という夢でした。で、効果もヤクルト1000とそんなに変わらなかったかな

ヤクルト一本槍よりもローテーション

というか、人によってあう、あわないがあるかもしれません。さっき言ったように菌の種類が違うわけじゃないですか。しかも、腸内の細菌の状況、腸内フローラって言いますけど、これも人によって違います。そうすると、ある人にはヤクルト1000が、ある人にはピルクル400がって可能性もあります。

はたまた、ローテーションです。これは実は「ヨーグルトローテーション」という言葉があります。今日はたまたまブルガリアヨーグルトですけどね。私は毎日ヨーグルトを食べてます。まあ、実際のところはジャカジャカ振って、一気飲みという感じですけどね。冷たいままだとお腹を冷やすんで、常温に戻してからです。

で、これもヨーグルトの種類によって乳酸菌が違うらしいんですよ。だとしたら、毎日異なるヨーグルトを摂取することによって、腸内フローラがよりよくなるんではないか、という考え方でヨーグルトローテーションといわれています。

だとしたら、ピルクルもヤクルトも、「これ」って決めずに、ローテーション。あるいはときには他の整腸剤でもいいと思います。ここにあるのがパンラクミンですけどね。これも含めて日ごとに変えるというのがいいかな、そしてもしも「これだ!」と自分に合うのを見つけたら、それをメインで取るのがいいんじゃないかと思っています。

そうとう深い脳腸関係

ちなみに、理屈で言うと、「脳腸関係」って言うんですね。腸の調子が脳、つまりメンタルにも影響を与えるって。実際にシナプスって言う細胞ですが、脳にもあるし腸にもあるそうですね。だから私とか、プレゼンを指導する際、「どうしたら緊張しなくなるでしょう?」っていう質問に対しては、これまで「ヨーグルトを食べて下さい」ってお答えしてたんですけど、これからはヤクルト1000とピルクル400のローテーションをお勧めします。

それで脳腸関係に戻ると、逆もあるんですってね。というのが、脳しんとう。ほら、ボクシングの試合でものすごいノックアウトシーンあるじゃないですか。意識を失ってしまうようなの。あの脳しんとうを起こすと、腸内フローラが変わるって研究があります。面白いですね、今度は脳が起点、スタートになって腸に影響を及ぼすって言う。

で、脳しんとうってすごく危ないらしくて、その時は意識を取り戻して一見なんともないようでも、翌日になくなるケースなんてのもあるそうです。他のスポーツでも問題になっていて、たとえばアメリカンフットボール。ヘルメットをかぶっているけど、ガツガツあたるわけじゃないですか。それも全速力で走ってあたりますからね。そうすると、NFLでは、脳しんとうの結果うつ病を発症してしまう、なんてことも問題になっています

ただ、本人には自覚症状がないのが脳しんとうの怖いところ。だから、腸内フローラを調べておいて、一時的に脳しんとうの影響で変化したものが元のフローラに戻ったらまたスポーツの現場に戻る、みたいなことも考案されているそうです。まぁ、私たちは仕事の中で脳しんとうってほぼないでしょうが、いずれにしてもそのくらい脳と腸の関係は強いという話です。

 

前ページ
ウクライナ情勢は2年続く?~未来を見通す「超予測」とはを読む
1DayMBAのページに戻る 次ページ
自分史上最低最悪の映画「ドンバス」を語り尽くすを読む

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中