先週のMBAの心理学は引きつづきポジティブ心理学。
【MBAの心理学】慶應の前野隆司によると、人生の満足度は「どれだけ今の自分を肯定的に受け入れられるか」によって決まる。それって自分に甘くなること?もし「自分に甘くしている」自分を受け入れられるなら、イエス。そのためにも、できていない部分だけ見るのではなく、できている部分も見る pic.twitter.com/MekjefHnce
— 木田知廣 (マサチューセッツ大学MBA講師) (@kidatomohiro) September 14, 2022
慶應の前野先生はこの分野では日本の第一人者だと思うし、手堅い研究をされているんだけど、不信感、と言うほどではないけど警戒感を感じてしまう。オカルトというかスピリチュアルというか、そっちの世界の方なのかなぁ、と。ある人と共著の本のせいなんだけどね。
「経営学のオボカタ事件」でも話したけど、本に書いてあるから、論文が発表されているからと、内容を簡単に信じちゃいけないのが現代なわけで、その意味では著者のレピュテーションというのが以前よりも重要になっている気がする。
自身の幸福度を高める具体的なエクササイズがこちら。
【MBAの心理学】自分を受け入れるようになるためには、寝る前に鏡に映った自分に向かって「言われたらうれしい言葉」を語りかける。内測前頭前野にはたらきかけて、自己受容力が高まる。リーダーは自己肯定感を高めるルーチンを持つ pic.twitter.com/dvRn9R6Xmc
— 木田知廣 (マサチューセッツ大学MBA講師) (@kidatomohiro) September 15, 2022
これはやってみてもいいと思う。一応、幸福学における「3つの祝福」というのは毎日続けているんだけど、自分の幸福度合いが上がったとは思えないし。新たな打ち手と言うことで。
ただ、「言われたらうれしい言葉」ってのがなかなか思いつかないけど。「お疲れ様」?それだと余計に疲れそう。「ありがとう」でもないしね。っていうか、ここで悩んでしまうのは、幸福度が低い証拠だな。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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