先週の「MBAの心理学」は村中先生の〈叱る依存〉がとまらないからの知見を紹介しています。全般的な感想としては、「分かったような、分からないような」という感覚で、ビジネスの現場で使えるのかな?と言う疑問が残りました。

村中先生はたしか障害児の教育に携わられていたような気がして、その世界では必要かつ正しいものの見方なのだろうと想像します。ビジネスでも上司-部下の関係のヒントになるかと思ってチェックしました。ただ、ビジネスの場合、部下はもっと自立した存在と捉えてよいかと思います。上司が「叱らざるを得ない」状況にしてしまう部下ってどうなの?と。大前提として、

というのは賛成です。結果、

と言うことになるわけですね。

も、最近の若手の「叱られたくない」というのと平仄が合います。

一方で、難しいのはここから。「誤学習」(○○をやらない)に対しては、

と提唱されているわけですが、ビジネスの現場では、これがなかなか難しい。いや、ホントに、どうやったら言い訳しなくなるのか、方法があったら教えて欲しい。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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