やや旧聞になりますが、2011年12月の日経新聞に連載されていた「オリンパス調査報告書から」は、内実がうかがえて面白かったです。

「秘密共有した人間だけ優遇」なんてのは、そのまま社内政治の教科書になりそう。

時は1999年5月。後に社長になる菊川剛氏が財務担当常務に就任します。これを持って当時の上層部は、菊川氏を情報を共有するメンバーに引き込みます。「アレを菊川さんにお話しないわけにはいきません」、と。

もしも、このとき菊川氏が、「それはマズイ」と公開していたら、オリンパスもこのようなことにはならなかったワケですが、現実には「隠蔽し続ける」という選択肢をとったことになります。

それはあたかも「踏み絵」のようなもので、口を箝することに同意した菊川氏は、その後の社長昇格を約束されたのかも知れません。

なんて事実の裏側にあったであろう社内政治的な動きを心理学の観点から解説したコラム、こちらに掲載しました。