「アンラーニング」って、本当にできるの?

「アンラーニング」という言葉、人材育成の世界で最近よく使われます。

「これまでのやり方を忘れ、新しいスキルを身につけよう!」

…と聞くと、なるほどと思うかもしれません。

でも、これって単に 「新しい行動パターンを獲得する」 だけの話では?
結局、「学び直し(リラーニング)」 じゃないのか?

この手の、新しくてかっこいい言葉を使うけど表層的に過ぎないのは、私は嫌い

そう思っていたのですが…

実は、 本当に「学習を消す」ことができるかもしれない のです。


脳科学で「記憶を消す」ことができる?

最近の研究によると、光遺伝学的手法 を使えば、あるタスクの記憶に使われたシナプスを操作できる可能性があるそうです。

つまり…

「特定の記憶を消して、非習熟の状態に戻す」

ことができるかもしれない。

これは、まさに アンラーニング そのものです。ちなみに↑はタイプミスがあるので、修正いたします。「捜査」→「操作」、「被成熟」→「非習熟」。こういうのは恥ずかしい。


薬物依存や悪習慣を「忘れる」未来?

もし 「特定の記憶を消す」 ことができるなら、

  • 薬物依存から抜け出す
  • 悪習慣を断ち切る
  • 不要な思い込みをリセットする

といったことも可能になるかもしれません。

たとえば、喫煙習慣を「シナプスの結合を弱めることで消す」ことができれば、禁煙はぐっと楽になるはず。

これが実現すれば、「意志の力に頼らない行動変容」 が可能になるかもしれません。


「頭をよくするデバイス」も登場?

ちなみに、こうした脳を操作するデバイスの開発は、欧米の方が進んでいます。

つまり、「記憶を強化する」 ことも、「不要な記憶を消す」 ことも技術的には可能になりつつある。

こういうデバイス、ちょっと試してみたいと思いませんか?


「学び続ける力」+「不要な記憶を消す力」

「アンラーニング」は単なる言葉遊びではなく、
もしかすると 本当に「学習を消す技術」 が確立される時代が来るかもしれません。

そうなったとき、「学び続ける力」 に加えて、「不要な記憶をリセットする力」 が求められる時代になるのでは?

あなたは、この未来をどう思いますか?

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中