このライブ配信では、知られざる現代病である化学物質過敏症、これを紹介いたします。っていうか私なっちゃいましたこの化学物質過敏症に。おかげで、今とっても困ってます。

ところがです。先日たまたま良い先生にめぐり合うことができたので、その紹介も兼ねてですね、対策を解説したいと思います。

化学物質過敏症を発症したいきさつ

はい、では改めましてこんにちは。シンメトリージャパン代表の木田知廣です。今日は7月15日。例によって木曜日…じゃなくて、実は金曜日です。なんでかと言うと、昨日の木曜日私はお医者さんにかかっていました。

私ね、こう見えて健康体で、医者って滅多に行きません。歯医者とかは別にして、内科とか、ここ10年ぐらい行ったことないんじゃないかな。けど、昨日はその病院に行ったんです。それが化学物質過敏症。

原因となる物質はタバコです。誰かがタバコ吸ってるじゃないですか。そうすると煙がくさいなーっていうわけじゃなくて…。いや、もちろんそれもあるんですけどね、煙が臭いなっていうふうに。それに加えて口の中がこう、イガイガしてくる。おまけに、不思議なんですけれど、背中が痛くなってくるんです。最近では、手ね指先が痺れてくるなんていう症状も出てきちゃって、いや困ったなぁというような状況です。

ところが、最初は化学物質過敏症って気付かないんです。なんかタバコの臭いだな、としか思わなくって。以前のオフィスは下、つまり1階が飲食店だったわけです。そこで誰かがタバコ吸ってると、なんかタバコ臭いよなーって困るわけなんですね。当然管理会社にクレームを言う訳じゃないですか。タバコの煙、なんとかしてよ。そして管理会社の人がウチのオフィスにきて、クンクン臭いを嗅ぎまわるわけです。そのあげく、いや全然臭くないんですけどねって言って。

いやそんなことないよね、こんだけ感じてるんだよ。ところが、嫌な感じみたいなところは全然伝わってないわけです。結果として全然とりあってくれなくて、非常に困ったんで、結局オフィスを移転しました。

それが今年の4月ですね4月の末です。ようやく新しいオフスになって、あーようやくのタバコの臭いから解放されたー、ってよろこんでいたら、あるときまた感じたわけです。

あれっ?この口の中嫌な感じは?なんか背中も痛くなってきたぞ…。そしたら実は、いまいるオフィス、新しいオフィスの2フロア下。ウチはこのオフィスビルの6階と7階を借りてるんですね。ですから2階下、4階ですけどね、そこに何かね、近くの工事現場の作業員の方の詰め所みたいのができたわけです。

そこでタバコ吸ってると、またさっき言ったような口の中も、背中痛い、指先しびれるみたいな状況になってしまったわけです。

そうするとこれは単にタバコが原因なだけじゃないんだな。自分のほうもなんかおかしいんだなっていう風に気づいて、ネットでいろいろ検索して見つけたのが、この化学物質過敏症っていう話なんです。

対策が難しい化学物質過敏症

ところがですね、なかなか情報がないんですよね。化学物質過敏症というのは。ましてや治療してくれる所ってなかなか見つかりませんでした。一応ね、検索、つまりネットで検索してここいけるかなーと思って、大学病院とかですよ?電話してみるわけですよ。そうすると何かこう怪訝な顔、まあ、顔ってか声ですけどね、されるんです。化学物質過敏症で困っていてって言うと、「は?それでなんですか?」みたいな反応されちゃうわけなんです。

いやぁ困っちゃったなぁ、みたいな状況だったんですけれども、たまたま本当に偶然ですけれども、専門にしてるわけじゃないですけど、化学物質過敏症に対応してくれるお医者さん見つけました。電話して、化学物質過敏症でって言ったらパッと話しが通じただけでもありがたいですよ。そういう場合にはまずは問診。先生のカウンセリングなんですが、通常の時間帯だと受けつけていないので、18:00以降とのことで、話がトントンと進んでね。それでその先生に受診したのが昨日だったんです。

いろいろ問診ももちろんありましたけれどもね。もうこれ、間違いなくタバコ原因の化学物質過敏症ですね、みたいなことを言われました。それでお薬も処方していただいたんですけれども、正直言ってその薬を飲めばパッと治るというものじゃないみたいですね。一応、こう、なんて言うの?毒素を、体の中にある毒素を排出するのとか、ビタミンB6、B12系もあったんですけれどもね。それ飲んだらいいってわけじゃなくて、結局のところ、体の中がこうなんか、バランスが崩れている結果として、単なるタバコの臭いが化学物質で脳の中に伝わって、それがちょっと変な反応しちゃってるみたいなことらしいんですよ。

そうは言ってもね、そもそもがタバコの臭いって害があるわけじゃないですか。よくね副流煙の害とか、最近はサードハンド・スモーキングって言われます。誰かがタバコを吸ってる煙を吸ってセカンドハンド・スモーキング。それだけじゃなくて、誰かがタバコを吸っていると、それが壁とかに染み付いて、そこに通りかかるだけでえ悪影響があるみたいなのがサードハンド・スモーキングって概念もあるくらい悪いです。

密かに広まる化学物質過敏症

しかも、私なんかまだ軽い症状ですって。この化学物質過敏症。タバコの煙だけじゃなくて、お洗濯をする時の柔軟剤の化学物質で影響を受けちゃう人もいるんです。最近ほら、香害、香りの害って書いて香害っていう概念があるみたいですけど。それは何か、電車の中に香水の強い匂いを付けてる人が入ってきて、やだなってレベルじゃないんです。

もう柔軟剤を使っている人が近くに通りかかっただけで、ものすごい頭痛で、そのあと1日もう仕事にならないみたいな人もいらっしゃるんですって。そのくらいひどい状況。しかも、この化学物質過敏症の怖いのは、気付かないんですよね。私も最初そうでした。まさか自分がそうだと思わなくて、タバコには嫌だよな。そのせいで悪影響を受けているなってだけしか思わないじゃないですか。

でも実際のところは本当にもう、そういう病気っていうぐらいの影響があるんです。ですのでね、もしも今回のこのライブ配信をご覧になっていただける方も、もしも身近にそういう方、そういう方っていうのは、何だかよく分からないんだけれども突然体調が悪くなる。しかも突然悪くなった体調が、なんか突然元に戻るみたいな方がいらっしゃったら、それは化学物質過敏症を疑っていただいてもいいんじゃないかなと思います。もちろんご連絡いただければ、私はこの先生にかかりましたよ、みたいなをお伝えすることもできます。

途中でも言いましたけれども、こうね、自分の体の中のバランスみたいなところだと思うんですよね。そうすると、今回をきっかけにですね、栄養素とか見直すことによって…。まぁ、なんか、それもね。普段から私結構気をつけていたんだなとは思いますけれどもね。でもこういう状況になっちゃったんで、さらに気にかけていきたいと思います。

あとなんかね漢方とかも、効くみたいな説もあるみたいです。東北大学の方では漢方によって化学物質過敏症を解消するために研究されている先生もいるみたいです。ちょっと色々と調べることによって、対策をこれから練っていきたいと思っています。

では、今日は、「知られざる現代病、化学物質過敏症。その対策」と題してライブ配信をお届けしました。ちょっと、ふだん話している経営もしくはビジネスとは違うんですけれども、せっかくいい先生とご縁があったので、そのご報告も兼ねてお届けしたということになります。

 

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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