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哀しみや怒りなどネガティブな感情は当然イヤなわけですが、それはそれで意味があるようで…
哀しみは人を注意深くする
まずは哀しみから。
【MBAの心理学】フォーガスによると、哀しみの感情は人を注意深くする。被験者に憂鬱な気分になる短編映画を見せると、噂話の正確性の判断や過去の出来事の分析の精度が上がる。 #心理学 #MBA pic.twitter.com/rEVrxf4loz
— 木田知廣 (マサチューセッツ大学MBA講師) (@kidatomohiro) December 19, 2024
進化心理学的に見れば、人間に哀しみの感情が宿っていると言うことは、そこに意味があるのだと思います。この研究では注意深さを増すと言うことですが、他にも「今あるものを感謝する」みたいな効果もありそう。それが結果として人間関係を良好にする気はしますね。
パワハラをする人の性格特性
一方で、パワハラ。パワハラをしがちな人はある特定の性格傾向があるという話があって、これは当たっているでしょう。
【MBAの心理学】(要検証)デルロイらが提唱するパワハラ行為者に特有の性格的傾向が「ダークトライアド」、マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズムからなる。もっとも、その3つは相関しているので、フレームワークとしては稚拙か #心理学 #MBA pic.twitter.com/5dxQSeFpoS
— 木田知廣 (マサチューセッツ大学MBA講師) (@kidatomohiro) December 22, 2024
個人的にはこの(↑)「ダークトライアド」という概念は好きではありませんが、たしかビッグ5でも説明できたはず。となると、企業の責任は、そのような性格特性を持つ人でもパワハラさせないような仕組み作りになるのでしょう。
もしくは、相性、かな。ある特定の性格特性の上司と、特定の性格特性の部下が組み合わさるとパワハラが起こるような気もします。だとしたら、そのような組合せを避けるだけでもパワハラは減るような気がします。
この記事を書いた人
木田知廣
MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。
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