MBAの心理学はX(旧ツイッター)にて毎日配信しています。

哀しみや怒りなどネガティブな感情は当然イヤなわけですが、それはそれで意味があるようで…

哀しみは人を注意深くする

まずは哀しみから。

進化心理学的に見れば、人間に哀しみの感情が宿っていると言うことは、そこに意味があるのだと思います。この研究では注意深さを増すと言うことですが、他にも「今あるものを感謝する」みたいな効果もありそう。それが結果として人間関係を良好にする気はしますね。

パワハラをする人の性格特性

一方で、パワハラ。パワハラをしがちな人はある特定の性格傾向があるという話があって、これは当たっているでしょう。

個人的にはこの(↑)「ダークトライアド」という概念は好きではありませんが、たしかビッグ5でも説明できたはず。となると、企業の責任は、そのような性格特性を持つ人でもパワハラさせないような仕組み作りになるのでしょう。

もしくは、相性、かな。ある特定の性格特性の上司と、特定の性格特性の部下が組み合わさるとパワハラが起こるような気もします。だとしたら、そのような組合せを避けるだけでもパワハラは減るような気がします。

grief photo

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

ブログには書けない「ぶっちゃけの話」はメールマガジンで配信中