研修やセミナー中、アンケートを採ると学習効果が高まりそう。でも、具体的にはどうやって?と思うときに使えるサービスがUMU (ユーム)です。さっそく使ってみました。

ごくシンプルなUMU (ユーム)の画面

UMU (ユーム)で研修受講者にアンケートをしてもらうのは簡単です。管理画面からアンケートを設定したあと、スクリーンに下記のページを表示します。

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画面上のURLにスマホでアクセスしてもらい、PINコードを入力。すると下記のようなアンケート画面がすぐ出てきます。

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受講者にサクッと入力してもらい、管理画面で集計すると結果がパッとみれます。

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ここら辺のシンプルな構成がUMU(ユーム)と言うサービスの人気なのかと思います。

ちょっと手強いUMU (ユーム)の管理画面

一方で、管理画面の方は若干手強い感じです。

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「コース」、「学習プログラム」と似たような単語が並んでいて、「で、何をやればいいんだっけ?」という感じ。

それもそのはず、UMU (ユーム)は実は単なるアンケート取得サイトではなくて、統合的な学習サイトなのです。体系的な学習コンテンツを提供することもできて、動画やテキスト、図による解説があり、そのあとに確認のためのチェックテストという構成にもできます。

たとえば、「The Future of Learning with UMU」と題されたカリキュラムでは、UMUを使ってUMUの使い方が学べます。

使いようによっては、これまでの学習を大きく変えるインパクトがありそう。

米国ATDで知った研修のトレンド

ちなみに今回UMUを使ってみようと思った直接のキッカケは米国の人事カンファレンスATDでした。

現地のセッションで、実際にUMU (ユーム)を使った事例もあり、「これは面白そう」と直感したのです。

日本の場合、研修やセミナーでは「スマホは電源を切って…」となりがちですが、せっかくハイテクデバイスが手元にあるわけですから、使わない手はない、というのは納得です。

企業内での研修の場合、セキュリティポリシーとかの問題が色々と出てきそうではありますが、導入を試みたいですね。

この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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