先日のメルマガで「今の若手は管理職になりたがらない」という悩みの解決策を紹介しました。その背景にある、管理職のたいへんさを紹介します。

「管理職になりたくない」という若手の気持ちも分かって、その理由は今の管理職のたいへんさ。パワハラ厳罰化や若手の意識変化などで昔のやり方は通用しない中、今の管理職は悩みが多いものです。

このような状況はアメリカでも同じで、ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)の記事、「新任マネジャーはなぜつまずいてしまうのか」でもさまざまな課題が指摘されています。とくに、「新米マネジャーが抱いている幻想と真実」では、下記のような信認管理職が直面する課題を指摘しています(一部抜粋)。

幻想 真実
基本特性 自分はもはや理不尽な要求に縛られたりしない 自分の将来は部下たちの働働きいかんにかかっている
権力 ついに階段を上がりきった

「職務職掌上の権威」以外のすべて

みんな慎重で自らの胸襟を開き彼ら彼女らの信頼を得ることに努めなければならない

逆に言うと、このような管理職の難しさを乗り越えるサポートをするのが、企業の役割なのでしょう。

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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