2020年8月26日追記:Zoomエコシステムに見る米国経済の強さを掲載しました

2020年8月19日追記:第21回から30回までのまとめを掲載しました。

2020年8月3日追記。第11回から20回に紹介したZoom連携サービスの考察をしました

プレゼンテーション・カレッジでZoomの連携サービスを紹介するシリーズを連載していますが、それが10回の区切りを迎えたのでまとめてみます。

APIによるウェブサービス連携が生産性の高さに

こんにちは。MBAの三冠王ことシンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。コロナウィルスの影響ですっかりZoom漬けの毎日です。その機能を調査する内に連携サービスまでリサーチ範囲が広がったわけですが、色々な分野に広がっていてビックリです。

日経新聞の2020年7月17日漬けの記事、「米中コロナテック躍進 4~6月22社がユニコーンに」にも出ていたように、APIによって各種サービスが連携されるというのが米国ホワイトカラーの生産性の高さのひとつの要因だと実感します。

これまで紹介した10個のZoom連携サービスの内訳

では、Zoom連携サービス連載を紹介します。

これまで紹介した10個のZoom連携サービスのうち、最も多いカテゴリーは3個を占めるマーケティング関連。それだけこの分野のIT化が進んでいる、あるいはZoomとの相性が良いということでしょう。

ちなみにこの分野は、日本でも今後間違いなく伸びていくでしょう。コロナウィルスの影響で営業活動がリモート化する中、これを効率化したいというニーズは間違いなく出てきます。

コロナウィルスが促すあるべき人材像の変化

一方で、リモート営業が広まると、新たな人材育成のニーズが出てきます。なぜならば、リモート営業を担う人材はこれまでの営業マンとは異なるスキルセットが必要とされるから。

Zoomやマーケティング・オートメーションのためのソフトを使いこなすスキルはもちろん、大事な商談の時間を効率的に使うためのダンドリ力、重点を見極めて必要なフォローアップをする力などが求められます。あるいは、Zoomでのプレゼンテーションや商談は、微妙な声のニュアンスでお客様に与える印象がガラッと変わります。ここら辺も能力開発の求められる領域でしょう。実際、2020年7月19日付の日経新聞の記事、「新常態「その仕事、AIで」 定型業務の求人30%減」でも、あるべき人材像の大きなシフトが論じられています。

ただ、能力開発と行っても、従来型の営業研修という形ではないかもしれません。上述のGong.ioのように、お客様との会話をAI(人工知能)がモニタリングして、フィードバックをするというサービスには可能性を感じます。

人工知能からフィードバックを受けるというのは違和感を感じる人もいるかもしれませんが、どうなんでしょうね。個人的には、上司も部下も心理的負担が少ないし、データの裏付けがあるので納得感があるような気がしますが。

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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